ミスが多いです。そのせいで点数がた落ち!残念です
ミスが多い原因は、8割以上「熟練不足」です。根本的対策としては、練習量を増やすしかありません。とはいえ、今すぐできることを知りたい・・・ですよね。当然の気持ちです。
1,頻繁に自己小テストをおこなって下さい。
テスト慣れすると、ミスも減ってきます。
タイマーをかけて、「時間的圧力」を感じながらテストして下さい。
2,「ミスをするな」と言っても、人間ですから、ミスはします。
「ミスしない」という意識よりも、
「ミスをしたら、早い時期に
『ん?』と感じる能力」
を磨いて下さい。
例えば数学などで、計算間違いをしたとき、
「だんだんおかしな数になってきた。これは変だぞ」
と感じる力です。
3,自己テストなどで問題を解いたら、
答えを見る前に、必ず全体を見直して下さい。
その時、「必ずミスしている」という気持ちで見直しましょう。
ミスがあったら、
どんなミスなのか
簡単にメモをしておきましょう。
同じようなミスを これからもします。
自分のミスの傾向を知っておくことは、大切なことです。
さて、もう少し具体的に話してみましょう。
4,問題文をしっかりと読む。
・「化学式」を書け と指示しているのに、「物質名」を書いたりする。
・正しいものを「全て」選べ とあるのに、一つだけ選んで、正解したつもりになっている。
・「自然数」X・・・ とあるのに、X=0を含めたりしている。
・問題の中にある条件を読み落として、「解けない」と叫んでいる。
これ以外にも、たくさんありますね。
これは、「時間に追われて急いでいるから」と思われがちですが、違います。
しっかり読むのが「面倒くさい」のです。
だからチャラチャラとしか読まない。そして間違える。
最もよい対策は、「大事なところに下線を引きながら読む」ことです。
まるで囲っておくのも良いですね。
それだけでも読み落としはグンと少なくなります。
5,文字、数字が紛らわしいと、試験では、「間違い」の方向で判断されます。
この辺りは、点数を取らせてあげようとする「校内試験」とは全く方向が反対になります。
1なのか7なのかわからない
3なのか5なのかわからない
6なのかbなのかわからない
等がよくある紛らわしい書き方です。
そして、自分自身が計算で見間違いしています。入試でそんなことをしたら、泣くに泣けませんよ。 その瞬間に3年間の努力が吹っ飛ぶわけですから。
これを直すには、ねばり強い努力が必要です。丁寧に書くことをきがけなければなりません。面倒です。遅くしか書けなくて、うっとうしいです。でも 合格したいのなら、やらなければなりません。3ヵ月ほどで、できるようになります。
6,暗算する
暗算能力が高いのなら、話は別です。計算力がないのに 暗算する人のことです。
このタイプの人は、符号を間違います。また、足し算・引き算を間違います。相当慣れてきたら、暗算してもかまわない(そこまで能力を高めて欲しい)でしょう。
計算間違いを少なくするには、
キチンと式を書く
主な足し算の例を覚えてしまう
計算しやすいやり方を考え出すのも、非常によいことです。
例えば、「53-7」のような場合、53を43にして、3足せばよいですね。繰り上がりや繰り下がりがなくなるので、間違いが少なくなります。他にも色々あります。自分でも工夫して下さい。
7,英語では、ピリオド、?は、ミスの定番。「そのくらい・・・」という気持ちが命取り。
三単現のSを落とせば、大幅減点。思ってるより傷が深い。複数形のS、過去形なのに現在形にしているのも多いですね。
不定詞の動詞にSをつける人がいますが、これば、ミスではない。「勉強不足」です。