
一次関数が難しい。どうしたらいい?
2年生になると数学が一気に難しくなります。
その最大の原因は、「一次関数が出現するから」です。一次関数は、分かってしまえば非常に簡単です。
しかし分からない時には、本当に「何が何だかさっぱりわからん」とか「基本的処理はできた。でも少し変化したらわからなくなる」のです。
一次関数は、「グラフ・表・式の相互関係を理解する」ことからスタート。
「グラフ・表・式の相互関係の理解」なんてことは、一次関数が分かってる人にとっては、あまりに基本すぎて「わざわざ説明が必要かな?」とさえ思うでしょう。
しかし、分かっていない人は「ここが分からないから、すべてがアウト!」なのです。
この部分の理解は、教科書を独力で読んでも おそらく「なるほど!」とはならないでしょう。
それでも、もし独力でやるなら YouTube を参考にするほうがいいです。
上手な解説がたくさんあります。
もっとも効率的なのは、塾の先生とか成績の良い友達とかに、ゆっくりと教えてもらうことです。
基礎的知識を入れる必要があります
例えば
・傾きは 「y の増加量÷ x の増加量」で表せるが、なぜそうなのか。あなたは、友人に分かりやすく説明できますか?
・2点を通り、傾き3の直線を求めることができますか?
※もちろんなぜそうするのかを説明しながらです
・(2 , 5) (4 , 8)を通る直線の式を求めることができますか
・y =2x +3とy=ーx-1の交点の座標を求めることができますか
・y =3x +5と x 軸との交点の座標を求めることができますか
最低でも、これを「一次関数が全くわからない」と言う友人に、自分の言葉で説明できるようになってください。
ここまでやって、ようやく一次関数のスタートラインについたと言えます。
もう一度言います。
誰かに教えてもらうのが最も効率的です。