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中学数学の基礎固め|勉強法
数学に苦手意識を持っている人の多くは、「理解できないまま」数学の勉強をしています。
中学レベルの数学であれば、基礎からしっかりと勉強すればテストで高得点を取ることができます。
中学の数学は、遅れてしまうと巻き返すのに相当の時間と労力が必要です。
簡単に「巻き返す」と言っても、数学の授業自体がグングン進むわけですからね。
1年生の時にサボっていたら、2年生で巻き返すのは、相当しんどいでしょう。
独力では、はっきり言って「無理!」でしょうね。
授業が理解できないまま次へ進みます。そりゃ、面白くないでしょう。どんどん数学に苦手意識を持ってしまうのも当然です。
数学が苦手という人の多くは、中学から数学の点数が悪くなったといいます。そういった中学の数学が苦手な人でも、正しい勉強をすれば必ず得意になれます。
多くの場合、中学で必要な基礎力が不足していることが数学が苦手となる原因です。
数学が苦手な人でも、確実にマスターできる数学の勉強法を紹介します。
中学数学に必要な「正しい勉強法」
中学で数学ができる人は、数学の正しい勉強法を知っている場合が多いです。
数学の正しい勉強法としては、以下の3つのステップが重要になります。
- 中学数学の公式を暗記する
- 問題をたくさん解いて経験値を増やす
- 理解できない問題をピンポイントで復習する
中学数学の公式を暗記する
数学というと論理的思考力が必要で、頭の良い人しか解けないと思われがちです。
確かに論理的思考力は必要です。しかし、特別素晴らしい論理力でなくてもいいです。日常生活で「少し込み入ったことを、友達に連絡できる程度」の能力を持ってれば、十分です。
ただ、その程度の能力を持ってはいるけれども「使いこなせない」というのではマズイですね。
はっきり言って、中学レベルの数学であれば、暗記だけでも定期試験ならそれなりの点数を取ることができます。
ただ、暗記だけで数学を勉強すると、応用問題に弱くなってしまうんです。つまり「使いこなせない」わけです。
中学の数学に必要な暗記は、「公式および典型問題」を覚えることになります。
中学数学で出題されるほとんどの問題は、公式と典型問題を覚えていればほぼ解けます。
できれば、公式を自分で導き出す練習もして下さい。
とりあえずまずやることは、公式の暗記です。
ただし公式を覚えても、実際に問題が解けるとは限りません。
そのために次に行う数学の勉強として、問題を多く解くことになります。
問題をたくさん解く
公式を暗記しただけで、問題が解けるようになるわけではありません。
覚えた公式をどの場面で使えば良いのかが判断できて、初めて問題がとけるようになるのです。
そのために必要な勉強として、問題をたくさん解くことになります。
中学で数学が得意な人は、「教科書の問題」と「副問題集・ワーク」は必ず全て解いています。
逆に中学で数学の点数が悪い人は、問題を数問解いて満足してしまいます。
数学はセンスと言う人もいますが、中学レベルならば反復練習でセンスを超えることができます。もっと言うなら、「中学の数学なら、センスなんて関係ない」「中学数学の出来・不出来を決めるのはセンスではない」と言えます。
問題をたくさん解いていると、公式の使い方や問題を解く考え方が身についてきます。問題を数問解いただけでは、そういった知識を増やすことはできません。
「数をこなさないとダメ!」なんです。
他の教科に比べて時間がかかるので、実力が付くまで待てないのかも知れません。
「今日1時間勉強したら、明日その1時間分の成果がでる」のを期待してるのでしょうね。
小学校の勉強なら、そういうこともあったでしょう。しかし、中学では、まぁ、「ない!」ですね。
中学数学の成績を上げるには、どんどん問題を解いて数学の経験値を増やすことが重要です。
理解できない部分を明確にしながら、何回も問題を解きなおす
数学が苦手な人の多くは、間違えた問題の復習が足りない場合があります。
間違えたその場で復習するだけでは、数学の実力を定着させるのは難しいです。
「その場で復習するのは無駄」なんて言ってませんよ。「それだけではダメだ!」と言っています。
中学の数学をマスターするには、復習の勉強法がポイントになります。数学の復習は問題を解くのに時間がかかるため、しっかりと行わない人も多いです。
復習しない人もいますが、それはどうしようもないですね。
「復習しましょうね」からスタートです。ここでは、「復習の仕方」について説明しています。
きちんと解く手順を覚えていなければ、答えだけを暗記する勉強になってしまいます。
しっかりと問題を解く手順ができるまで、何度も復習することが中学数学を攻略する鍵になります。
自分が手順のどこで詰まってしまうのか明確にしながら復習して下さい。
理解できない問題を放置して次へ進んでしまうと、どんどん遅れてしまいます。
数学は一見別物に見えても、色々なところで関係している問題が多いからです。文章問題でも方程式が必要だったりと、何かしらの関係を含んでいます。
理解できない問題を減らすことが、中学数学が得意になる糸口になります。
中学1年の数学勉強法
中学1年の数学は、中学数学の基礎となる非常に重要な時期になります。
数学が苦手になる人の多くは、中学1年の数学で挫折してしまいます。
ですが中学1年の数学は、授業の難易度は低いのでリカバリーは短期間でも可能です。正しい指導をしてもらわないと、独力では追いつくのは難しいかも知れません。
中学1年の数学であれば、基本的には教科書を徹底的に復習することから始まります。
ですが、中学の数学が苦手な場合、教科書を読んでも内容が理解できないいかもしれません。
そういった場合は、面倒ですが、参考書を利用して一つ一つ着実にクリアすることが必要です。1番いいのは、誰かに教えてもらうことでしょう。
無理してどんどん進むのではなく、しっかりと理解して次へ進むことが中学数学攻略のポイントです。
数学の基礎となる考え方を、中学1年の数学で身につけることができます。
中学の数学は、今後どんどん難しくなるので中学1年レベルは確実にマスターしましょう。