力強く一歩踏み出す力。走り続けるエンジン。 諦めないための工夫とは?

力強く一歩踏み出す力。

走り続けるエンジン。

諦めないための工夫とは?

 

1、やりたいことは、たくさんあるんだけど・・・

「英単語1500個覚えられたらいいな」「数学のこの問題集を全部解けたらいいな」など色々と「もしできたらいいな」があるでしょう。
無茶な望みでない限り、やってみれば結構できるものです。

 

「原文・英語でハリーポッターを読んでみたい」のなら、「中学の英文法の知識」と「単語と熟語を合わせて4,000語」暗記していれば、だいたいのところは意味が分かります。

 4,000語は無理だと思うかもしれませんが、dog とか cat など含めての4,000語ですから、大したことはありません。

しっかり読み取るには中学文法では難しいところもあります。しかしそんなところは「ふーん」という感じで、大体の意味が分かればいいのです。「無理だから、そんな望みを持っても、無駄!」なんて思わない方がいいです。

「数学」にしても「筋トレ」にしても同じです。

思っているより、ずっとできるものですよ。

ただやるについて、ちょっとだけ要領があります。

ほとんどの人が「出来たらいいなあ」と思うだけで、一歩を踏み出せないでいます。
また踏み出しても、いつのまにか行動しなくなってしまうのです。諦めちゃうのですね。

そこで、諦めない工夫を少し書いてみます。

2,諦めないための工夫

結論から言うと、

実行していることを「見える化」することです。

頭の中だけで考えているだけでは、人間は嫌になったら動かなくなります。
そこで常に「見える」ようにしておくのです。

工夫(1)、「単語を覚えよう」とする場合

まず、新聞紙ぐらいのグラフ用紙を買ってきます。
もっと大きいのでも構いません。

横軸に日付、縦軸に単語帳のページ数あるいは単語ナンバーを書きます。
仮に、ある日、7ページと8ページを暗記したとしましょう。その日付のところの「7ページと8ページの部分」を塗りつぶします。怠けると塗れません。

赤で塗りつぶせば、やればやるほど、赤の部分が広がってきます。楽しいです。

「今覚えているページは5回目の復習だ」などとなると、ほぼ暗記しているのですぐに覚えられます。というか、すでに覚えてるので、軽くチェックするだけで完了します。こういう感じですから、ページがたくさん進みます。たくさんのページを塗れます。日が進むにつれて、赤の面積がぐんぐん 広がります。

同様のことは数学でもできます。
問題集を一冊買ってきて、縦軸に問題番号またはページを書いておきます。
あとは英単語と同じです。

勉強部屋の壁にドンと貼っておくといいですね。

工夫(2)、理科とか社会などは、モデル図を使いましょう。

例えば「光合成の図」などは、どの教科書にも問題集にも載っています。
それを A 4のコピー用紙に書き写します。略図でいいのです。ポイントだけ書いた略図の方がいいです。

そしてそれをトイレのドアに貼っておきましょう。

一週間に一回、別の用紙に替えましょう。

市販の問題集を買ってきて、あるページを拡大コピーしてトイレのドアに貼るのもいいですよ。

工夫(3)、「いつのまにか、やらなくなってた」という人は、こういう工夫をしましょう。

1年間の計画表、

6ヶ月の計画表、

3ヶ月の計画表、

1ヶ月の計画表、

1週間の計画表

この5種類の計画表を作ります。
サイズは A4かB4ぐらいで良いでしょう。

それをそれぞれ2枚ほどコピーして、家の中の目につくところに貼っておきます。仮止めテープが売ってるので、それを使うと壁を傷めません。「嫌でも目に入るところ」がいいですね。

ちょっとした時に立ち止まって、それをゆっくり見るようにしましょう。「そんなの見たくない。考えたくもない。面倒だ!」というのなら、多分、何をやっても無駄だと思います。

「寝っ転がったまま大儲けしたい」というのと同じですから。積極的に動こうとする気持ちがないのなら、どうにもなりません。

なお、家族には多少迷惑かけるかもしれませんが、そこは我慢してもらいましょう。

工夫(4)、受験生なら、こうしよう。

まず第一志望校の正面写真を撮りにいきましょう。志望校のホームページからいただくのも良いでしょう。

それをA4かB4ぐらいの拡大コピーにして、机の前に張っておきます。
勉強する前に儀式として、その写真に向かって2回「パン パン!」と手を叩くのもいいですよ。
習慣になると、その拍手でパッと気持ちが勉強モードになります。

スマホの待ち受けにするのも OK です。

合格するタイプと落ちるタイプ


「絶対に合格するぞ!という気持ちが強い人だけ」が合格します。

上位校は、本気になってぶつかっている者しか、合格しません。


「そんなことするのって、格好悪い」と言ってるやつより、「合格するためなら、俺は何でもするで!」と言ってるやつの方が、ずっと格好いいです。

目標に向かって全力でぶつかってる奴の方が、言うだけで何もしない奴よりずっと美しいですよ。

まあ、社会に出てから評価される奴は「行動する」奴なんだし、その点では、「学生時代でも同じだ」ってことだね。

大阪進学塾 公式サイト