勉強するなら、楽しくやろうよ。
どうせ勉強するのなら、嫌々するより、楽しくした方がいいですよね。
少しでも楽しくするために、色々と工夫してみよう。
「復習を中心に勉強するより、
予習を中心に勉強した方が楽しくなるよ」
最初にちょっとだけ言っておくけど、基本事項がボロボロという人は、軽くでいいから「基本事項の確認」をしておいた方がいいね。
予習中心の勉強をしよう
誰だって、「追い立てられるような勉強」はイヤ!
復習中心の勉強をすると、学校の授業に追い立てられることになります。まるで、首に縄をつけて引きずり回される感じです。後ろから「勉強しないと遅れるぞ」とか「ついて行けなくなるぞ」とマイクで追い回される感じです。
そんな勉強なんてゴメンだよね。
追い立てられながらするのは、勉強に限らず、どんなことでも嫌なものです。
お母さんから「早く勉強しなさい」と言われたら「それだけで勉強したくなくなる」のと同じです。さぁ、そろそろ勉強しようかと思っているときに、「いつまでゲームしてるの。宿題はやったの!」とせかされたら、「はぁ・・・」という気持ちになります。本当はそんな気持ちになるなんて いけないのですが、でもそうなっちゃうんです。
もっとも、すごく真面目で、指示されたらそれをコツコツと実行する性格の人もいます。
そういう人には、復習中心の勉強は性格にあってるかもしれません。復習中心の勉強は、たしかに定期試験では絶大な効果を発揮します。
でも、「自分が決めたことなら、やるよ」という人、他人から「あれ やれ!」だの「すぐにこれをやれ」だの言われるのは嫌だという人なら、復習中心の勉強は合っていない。
「どちらかというと私は気分屋だな」という人は、予習中心にした方がいいですね。
予習中心にすると言っても、具体的にはどうするの?
2ヶ月か3ヶ月ほど先のことを勉強するんです。
明日の授業のことを予習する勉強方法では、追い回されるのと同じです。
できれば、もっと先のことまで勉強する方がいい。
要は、余裕を持てばいいんです。
新一年生の場合
この記事を書いている今は、4月に入ったところ。
新一年生なら、今頑張って、「正負の数」そして「文字式」まで勉強するといいね。5月には方程式を解けるようになろう。
やろうと思えば、何の問題もなくできる。
参考書を買ってきて、読めば、わかりますよ。わからなければネットで調べればいい。YouTubeなどで調べてみよう。
塾に通っているなら、先生に聞けばいいだけのこと。問題を持って行って、これがわからないと言えばいい。あるいは参考書を持って行って、この部分がわからないと言えばいい。
学校の先生に聞いてもいいけれども、教室で時間をかけて教えるには、時間がなさ過ぎる。
職員室まで押しかけて教えてもらえばいいんだけれども、なかなか皆さんそこまではしない。先生は拒まないと思うよ。
まぁ、他の人より先を進んでいるというのは、気分的にも余裕が出てくる。この余裕がやる気に大きく影響するんだ。余裕があれば楽しくなるよ。
2年生の英語なら、
過去形のルールを学ぼう。
全然難しくない。「読めばわかる」という程度だ。
大切なのは、「不規則動詞の暗記」。
50語ほど暗記すればいい。最初は「うわー、大変だ」と思うかもしれない。でもやってみれば「それほどでもなかった」となるだろう。集中的に取り組めば、マスターするのに10日あれば十分だと思う。
数学は、
4月中に文字式の計算ができるようになっておこう。連立方程式が解けるようになろう。解き方は「加減法」だけで十分だ。
文字式の文章問題は、とりあえず参考書にある例題を練習しておこう。
問題もろとも記憶するんだよ。何も見ないで再生できるところまで暗記するんだ。思考力養成はその後の問題だからね。