寝屋川高校を目指している3年生へ

【寝屋川高校を目指している3年生へ】

1.寝屋川高校を目指すなら、4月から過去問題に着手した方がいいです。

これは、「どんなものでも 早けりゃいい!」という安易な発想ではありません。
早い着手を勧めるのは次のような理由からです。

過去問題の練習は、あなたが予想しているより、はるかに時間がかかります。
おそらく繰り返し3回目ぐらいまでは「なかなか先に進まない‥‥」という気持になるでしょう。
11月・12月頃にそうなれば、かなり焦ります。

もっとも、偏差値50ぐらいの高校を目指すのなら、それほど早いスタートは必要ありません。

そういうことですから、偏差値が65ぐらいの高校を狙うのなら、現時点の知識で解ける問題は早めにスタートしておこうというわけです。
3年後半での負担を今のうちに軽くしようというわけです。

「そうは言っても何をすれば良いのかわからない」という人もいるでしょう。
例えば、数学の「規則性」の問題などは、2年生の知識で十分に対応できます。
理科・社会も同様です。

2.相似・三平方の定理・分詞の形容詞的用法・関係代名詞は、今から学び始めよう。

これらは入試問題で必出のものです。この知識があれば、過去問練習はグングン進みます。

ところが、これらは、3年の11月以降に学ぶのです。つまり、入試のことを考えると、マスターするのに時間的にギリギリなのです。覚えて すこし使い慣れたところで「 入試!! 」になります。これは実にマズイです。
早目に学んで十分に練習する時間が必要です。

完全に定着した知識だけが、時間制限のかかった厳しい雰囲気の中で使えるのですから。

これは見方を変えると、あなたがこの分野に早く着手したなら、相当有利になるということです。
また、あなたが中学入試経験者でないなら、数学では あなたはかなり不利な状況になっています。なぜなら、高校入試の解法と同じものが、中学入試で、どんどん使わています。

中学入試を勉強した人と していない人とでは、スタート地点が全く異なっています。
100m走でいうなら、中学入試の経験者(あるいは、そのために勉強した人)は、30m先からスタートするようなものです。
その差は大きいです。

3.どうやって、スタートすればいいか。

(1) ベストの方法は、塾へ行くことです。

塾の授業の中で早めに教えてくれれば、幸いです。
早めに教えてくれるカリキュラムがなければ、自分で勉強して、先生に質問すればいいでしょう。
講師は、次々と授業をこなさないといけないので、ゆっくりと教えてくれないかも知れません。
でも、室長とか、塾長なら教えてくれます。
もし、適当にあしらわれたら、すぐに その塾をやめた方がいいです。使えない塾です。

(2) 学校の先生に質問するのも悪くありません。

しかし、学校の先生は非常に忙しいです。
「”相似”がわかりません。教えてください。」と質問しても教えてもらえないでしょう。
具体的に「この問題がわかりません。」というように、質問しましょう。

(3) 簡単にわかりやすく参考書を買ってきて、自分で勉強する。

教科書を使えばいいと思うかも知れませんが、やめた方がいいです。おそらく「 わかれへん!! 」となるでしょう。

(4) You Tube を利用する。

You Tube だけで勉強するのは、効率が悪いです。参考書で勉強して、「わからない所を You Tube で教えてもらう」という使い方がいいでしょう。
なお、You Tubeを利用するというのは、大変良い考えだと思います。かなり工夫はいりますが・・・。

 
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