志望高校の選び方|自分の本音をしっかり探ろう。

志望校を選ぶ時に、前向きの気持ちで!

中学2年生の皆さん。今の3年生をよく見ていて下さい。
来年は、間違いなく、あなたもあの状態におかれます。

こんな書き方をすると、いかにも「もうすぐ辛い状況に放り込まれる」ように感じるかもしれません。
でも、それは少し違います。どう感じるかは、人それぞれの「考え方」によります。

「高校入試」「競争」という厳しい状況だけを見つめると、「辛い状況に追い込まれる」と感じるでしょう。

しかし、
「新しいステージにジャンプできるチャンス」ととらえると、どのステージに進もうかとワクワクします。一段上のステージに進めるのですから。
しかも、小学生、中学生のように、「はい、君はここに行きなさい」と強制されたりはしません。どこに行くか自分で選べるのです。

現在の日本では、あまりオススメできませんが、「高校に進まない」という選択もできます。自由なんです。
ただ、選択の結果は自分で責任を負わねばなりませんよ。

私は、思いっきりチャレンジしてみてはどうかと思うわけです。

何も「ハイレベル高校へ行け」といってるわけではありません。

自分の気持ちを大切にしよう


「自分が本当にやりたいことをしっかり考慮して、

高校を決めた方がいい」と言っているのです。

もちろん学習環境で選んでもいいでしょう。
勉強しようと切磋琢磨している人が集まる高校を狙うのは、私個人としては、もっともオススメしたいことです。

しかし、そういう多数派の意見に縛られることはありません。
「制服の可愛さ」で選んでもいいでしょう。
「今までの友達と離れたくない」ということで選んでもいいと思います。
もちろん「今やってるスポーツをもっとやりたい」という気持ちで選ぶのも決して悪くはありません。

要は、「自分の本音をしっかり掴んで、自分自身で決める」ということです。

このとき決して忘れてはならないことがあります。

人の行動・意見に流されてはいけない

本気で考えて下さい。「友達が決めたから何となく自分もそうしようかな」というのが一番いけません。
友達の人生ではありませんからね。

決めるときには、自分が将来何をしたいのかを、じっくりと自分の心に問いかけて下さい。
「どんなことが格好いいと思うか」でもいいです。
人間って、最終的には、カッコよさに憧れて動いたりします。決して軽薄な決心ではありません。

もちろん「将来の生活」を考えるのも堅実な考えです。
ほとんどの大人は、君に「堅実な生活ができることを基準に判断する」ように求めると思います。

しかし、無責任なことを言ってるのかもしれませんが、

20代ぐらいまでは、選択を失敗しても 自分が選択した道を全力で突っ走るのもいいですよ。

全力を尽くしている限り、決して無駄にはなりません。全力を尽くしてれば、その経験は、将来必ず役にたちます。

体力は、全ての土台です。

ただし、体力をつけておくことが大前提です。
体力がないと方向転換が厳しくなります。20代までなら、まだ体力と時間がありますからね。いくらでも大転換できます。3年間ぐらい不眠不休で頑張れますから。

今こそ、行動するときです。

自分の本音をまじめに探ってみて下さい。
そしてその方向へ進むにはどうすればいいのかを「調べる」という行動を起こして下さい。

それがひいては 高校入試に対する行動になってきます。

2年生の2月の時点だからこそ、そういう考えで動けるのです。

これが3年の夏休みが過ぎた段階でなら そうはいきません。
その時期に「自分が将来何をしたいのだろうか」なんて考えてるようではタイミングが遅すぎます。
その時点では、目標高校だけ見て一心不乱に突き進まねばなりません。