宿題に追われないための4つの方法

宿題に追われないための4つの方法

宿題が出たら、できるだけ早くやってしまえ!

「そんなん 当り前じゃん」と思うかも知れない。
「すぐにできたら、やってるワ。それがでけへんから困ってるねん!」と思うかも知れない。

「すぐにできない」というのは、実は思い込みです。
すぐに行動しないのは、すぐにやるメリットがわかっていないから。
先延ばしした結果がどうなるか、何度も経験しているよね。

1.先延ばししたらどうなる?

(1)先延ばしすると、宿題のことが心の片隅に巣食ってしまう。

遊んでいる時も、ゲームしてる時も、テレビ見ている時も、フッと宿題を思い出すんだよね。モヤっとした感じで思い出してしまう。

心に浮んだら、もうダメだね。晴々した気分が一瞬でどんよりした曇り空の気分になる。
「あぁ、やらなきぁ‥‥まだ全然手つけてない。気ィ重いワ‥‥」となる。
机の斜め前の置いてある宿題の束を見るたびに、量が増えてる感じがする。そりゃそうだろう。
宿題第一部が終わってないうちに、次の宿題が加わるのだから。

これが進研ゼミなら「もうエエワ。遅れてもいいからボチボチしようか」なんて言って、逃げられる。
でも、宿題だから逃げられないし‥‥。
提出日は間違いなく近づいてくるし‥‥。
おおよそ、こんな感じでしょう。

頭の上にどんより雨雲がかかった気分で毎日を過ごすことになります。嫌ですよね。

どっちみち、やらなきゃいけないんだよ。
最初にやってしまえばあとは晴々とした気分、青空気分で毎日を送れます。

そう考えると、やらねばならないのは同じなのだし、いつやるかだけの問題。
毎日をうっとおしく過ごすか、楽しく過ごすかは、やる時期で決まるわけです。

「やらないといけないけど、やりたくない。」と思って先延ばしすると、心の負担が2倍、4倍、8倍、16倍
みたいな感じで重くなっていくよ。ホント、これ気分悪いよ。
ゲームをしたいなら、さっさと宿題を済ませて、スッキリ気分ですればいいんじゃないの。

 

(2)提出が迫っている宿題があれば、何か突然の出来事が起こった時アタフタするよ。

宿題がたまっている時に限って、突発的な事故がおこるものだ。
そして、その事故処理と宿題を同時にやらなきゃいけなくなる。
「負担が2倍になる?」いやいや 2つのことが重なると、負担は4倍になります。3つ重なると9倍になりますよ。

3つも重なったら、普通は「アウト!」だね。
で、2つ重なった時、ゼェゼェ言いながら仕上げても、ひどい出来栄えのものしかできない。
評価は最悪だ。

(3)それなら、やらなければいいじゃん!

そうなんだよね。多くの人が、そういう選択をして逃げきろうとする。それはそれで1つの選択だよ。
別段つかまって、オリの中にいれられるわけじゃないから。

締切間近の漫画家とか作家はホテルに閉じ込められて書かされるらしいけど‥‥。
で、仮に逃げ通せたとしても、信用失うね。

先生からの評価も「あいつはそういうだらしないやつね」となる。

君は、「先生なんだから、そういう評価をしたらアカンやん!」なんて思うかな?
それは、甘いよ。どっさり砂糖を加えたココアより甘い!

先生の仕事は、「教える」こともあるけど、生徒を「評価する」ことも重要な仕事の1つだよ。
当然真正面から「こいつはダメ!内申点はやれない!」というよ。
逃げたら、もっと悪くなるだけ。

結局、やるしかないだよ。

それなら、さっさと仕上げようよ。

どっちみち、やることになるのだから。

 

(4)先延ばししたら、言い訳をしたくなる。

突然の、どうにもならないことが生じたら、もちろん宿題はできない。
そして、「○○○だったから仕方ないやろ」みたいな言い訳をする。

本人は「言い訳だ」とは思っていない。
「正当な理由」だと思っている。でも周囲はほぼ全員、「また言い訳かよ。あいつ言い訳ばっかりやな」と思っているよ。
周囲の人が関心をもつのは、やったかどうかの結果だけ、「やらなかった理由」には一切関心ないよ。
いくら言い訳しても、全然耳に入ってない。

(5)早目に宿題をやるためには、「面倒!」という気持をちょっとだけガマンすればいいだけ。

そのガマンの見返りは、とてつもなく大きい。

ガマンした分なんか一瞬で取り戻せる。

このあたりは、精神的に子供だったり、ガンバリ経験が少ない人は、よくわからないようです。
「前倒しで宿題をする」のは、「絶対に損しない投資」といえます。
「絶対に大儲けする投資」だよ。

 

2.やらなくてもよい宿題なら、やらない。

「宿題です」と言われたら、すべてやらないといけない・・・、なんて思っていませんか。
もし、「2X+3Xを計算しなさい」レベルの問題が大量に出たら、どうしますか?
真面目にセッセとやりますか。

つまり、

「明らかに」「自分には必要ない」ものなら、

やらなくてもかまいません。

時間の無駄です。

その時間をもっと有効なものに回した方がよいでしょう。
ゲームやテレビに回すのは、問題外だけどね。

間違えて欲しくないけれども、

「必要ない」とは「数学の勉強をしても俺は将来使わない。だから必要ない」というのではない。

「完全にマスターしているので、そんなんをするより、他のことに時間を使おう」ということです。

 

英語でも、3年生になって、dog だの cat だのを何回も書くなんて、必要ないだろ。

英文練習で「I am a boy.」レベルの文を、5回ずつ書いてきなさい。とあったら無視していいよ。
そんな時間があるなら、その分を不定詞とか受動態の文を10回書く方がずっと良い。

大事なのは、自分の実力をつけることであって「命令されたことを頑張ってやりました」と服従の姿勢を見せることではない。

 

ただここで、やっかいなことが1つある。
提出物が内申にかかることだ。
私は、宿題の中から実力アップに役立つ問題を7割ほど選んでそれをやれば十分だと思う。
簡単すぎる、単なる「作業」のようなものならバンバン解答を写そう。

3.アホみたいに宿題が多いとき

やるべき宿題を書きだ出そう。
それに番号をうって、あとはひたすら実行。
実行してる時は、「あっちの方を先にしょうか」なんて思わないこと。

 

4.友達と協力してできる宿題なら、互いに協力・分散して処理しよう。

調べ物の宿題の場合、この方法は使えるよ。

5.まとめ

☆宿題は、早くやってしまう。その方が絶対に得だから。
☆多すぎる宿題や意味のない宿題は、適当に間引いてしまう。何を間引くかは、自分の実力しだいだ。
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