英文分析の例文

和訳、英作をするテクニックを書きました。
使った文は、教科書のもの。だから、決して難しい文ではありません。

例文

1、「Roy’s going to take part in it today and tomorrow.」(和訳せよ)
2、「Sounds fun.」(和訳せよ)
3、「Japanese scientists are very good at making human-like robots.」
(和訳せよ)
4、「彼らは料理をしたり、掃除をしたり、その他たくさんのことで、
私たちを手伝ってくれるでしょう」(英語にせよ)
5、「昨日歯車が機能していなかったので、

                            私たちはそれらを取り外して修理した。」(英語にせよ)

これだけでも、かなりのことが習得できます。
ここに書いてあることを使って、たくさんの文を分析してみてください。

まず自分なりに分析してみて下さい。

解説はこちらにあります。

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英文の分析テクニック

定期試験対策では、英語の教科書をしっかり練習すること。

まず本文を分析し、正確な(直訳的な)日本語に直します。

分析というのは、

どれが主語で、どれが述語で、過去形か現在形かあるいは過去進行形か、

などのように文法を使って理解することです。

これが出来ないとどんなに英文を暗記しても、たいした力にはなりません。

1、例えば次のような文。

Ryo’s going to take part in it today and tomorrow.

主語はRyoだね。

is going to があるから「これから先のこと」(つまり未来)を言ってるわけだ。

だから、tomorrow があるよね。

take part in は「~に参加する」という熟語。

この熟語は試験に出るよ。

この文の述語は、is going to take part in までと考えていい。

it は、本文の流れからすると、Robocon だろうね。

it とかhe のような代名詞が出たら、それが何であるか、考えること。

なお、Ryo’s というのは、Ryo is の短縮形だということはわかってるね。

ここまで分析してから、日本語にする。

あとで英語にするための日本語なので、意訳はやめておこう。

「りょうは、今日と明日それに参加するつもりです」

さて、今度は、この文を英語にするのです。

この作業が一番大事。

りょうは/参加するつもりです/それに/きょうとあした

という順番になるね。

「参加するつもりです」は、「つもり」とあるから、未来のことであり、

be going to がいいだろう。Ryo be going to は、あまりにもひどいね。

be は、主語がRyo だから is にしなくてはならない。

ここで「参加する」がtake part in だからRyo is going to take part in だ。

主語がRyoだからtakesとしたりしないこと。

to の後ろの動詞は原形か動名詞ですよ。

・・・・というように

徹底的に文法を使って組み立てていきます。

2、次の文も大事。

Sounds fun.

教科書では、「おもしろそうだね」と解説してる。

その通りなんだけれども、

「どうしてそういう訳になるのか」理解してないとダメですよ。

sound は「聞く」ではなく「きこえる」です。

look が「みる」ではなく「みえる」だったのとおなじです。

funは「楽しい」という意味。

だから「楽しそうにきこえる」が本来の意味です。

ここで、sounds に s があることに気がついてましたか?

何の s かわかりますか?

この文は元々は It sounds fun.だったんですよ。「三単現のs」なんです。

この話の流れ(特に会話)では、

わざわざ「それは」と言わなくてもわかるので、省略したのです。

短い文だけれども、

そういうところまで気をつけて分析して下さい。

3、もう少し続けてみます。

2年生教科書の英文(定期試験の範囲)を分析してみます。

Japanese scientists are very good at making human-like robots.

動詞がare good at (~が得意だ)なのは、わかるね。

これは熟語。試験に出るよ。

次の単語がmakingになってる理由は、わかるかな?

make ではダメです。

at は前置詞ですが、前置詞のあとは名詞でないといけません。

makeという動詞を名詞にするには、動名詞にすればいいでしょう。

「作ること」という意味になります。

likeの意味ですが、「好きだ」というのがありますね。

もう一つ「~に似ている」という意味があります。

human-likeで「人間に似ている」です。

そこから「人間のような姿・形をした」という訳が出てきます。

訳は、

「日本の科学者達は、

人間の姿形をしたロボットを作るのが大変得意です」

となります。

4、今度は別の文にいきます。

日本語から英語に直す方法を説明します。

「彼らは料理をしたり、掃除をしたり、その他たくさんのことで、

私たちを手伝ってくれるでしょう」

主語は、「彼らは」

述語は、「手伝ってくれるでしょう」

だから並べ方は、次の通り。

彼らは/手伝ってくれるでしょう/私たちを/

料理をしたり、掃除をしたり、その他たくさんのことで

英語に直します。このとき文法力が必要になるのです。

「They/手伝ってくれるでしょう/」となるのですが、

「くれる」なんてのは無視して結構です。「手伝う」で十分ですね。

「でしょう」から「未来」のことだとわかるので、willを使います。

will help となりますね。

ここまでで、

They will helpとなることがわかったと思います。

「わたしたちを」を加えて、They will help usです。

「料理をしたり、掃除をしたり、その他たくさんのことで」を

どうやって文の中に入れるかですね。

「AとBとC」というとき、英語では、「A,B,and C」と表現します。

ここでは、「料理をすること、掃除をすること、そしてその他たくさんのことで」となりますね。

「料理をすること」は動名詞を使ってcookingとしよう。

「掃除をすること」ならcleaning

「その他のこと」はother things

「たくさんの」とあるので、manyをつけよう。そうすると、

They will help us cooking, cleaning, and many other things.と、

一応、なる。

「一応」といったのは少しマズイところがあるから。

「で」に当たる言葉がないんですよ。

英語では、「with」を使います。

結局、

They will help us with cooking, cleaning, and many other things.

もう少し定期試験のための英語を解説します。

5、英作文をしてみよう。

昨日歯車が機能していなかったので、

私たちはそれらを取り外して修理した。