1,本をできるだけ多く読もう
今更何を・・・と思われるかもしれません。
それでもあえて書きます。
「たくさん、本を読もう!」です。
どの本が面白いか考える前に、目についた本を片っ端から読んで下さい。
読書は、成績がどうのこうのというより、もっと大切なことだと思います。
ただ、ここで言ってるのは、「学力をつけるために」という限定での話です。
どんどん本を読めば、頭そのものが良くなりますから、成績は当然上がります。
長年教えてきた私の経験からすると、本を読まない人は、理解力も記憶力も 今ひとつ鈍いようです。
こういうことを、授業の最中に話しました。
2,早速質問が来ました
本だったら漫画でもいい?
最近の漫画は中身の濃いものがあります。
私個人としては手塚治虫の漫画は、特にそう思います。その中でも「火の鳥」はすばらしい。
だけど、漫画を読んでも、読解力はつきません。
塾で話をしていたのは、「学力をつけるには」という前提でのことでした。
その意味では、仮に100冊漫画を読んでも、成績アップにはならないでしょう。
勉強力・国語力・読解力・思考力をつけたいと思うのなら、漫画では無理です。
成績を上げたり、入試を突破する学力をつける働きは、漫画にはありません。
例えて言うなら、
「プロ野球の応援に100回通った。それで野球が上手になるか」というのと同じです。
応援に行くくらいなら、素振りの練習をした方がいいでしょう。
こんな質問は、小学生っぽいけれども、質問した彼は素直な性格の中学生です。
思った疑問を素直に質問するところは、私は評価しています。
ちなみに、彼、地頭はいいですよ。定期試験で、常に400点台をとっています。