
頭そのものを良くするには?
(1)頭そのもの「地頭(じあたま)」を良くする
授業を即座に理解できたり、社会の教科書を2回ほど読んだら9割は記憶してしまった。
そんな頭脳が欲しいと思いませんか。
1ヶ月前に解いた数学の問題を、今でもスラスラと解ける。
そうなりたいとは思いませんか?
(2)本当にできるの?
こう言うと、「無理、無理!そんなの絶対無理や!」という塾生がいます。
私は無理とは思いません。
なぜなら、そうなった塾生を何人も見ているからです。
なるほど彼等・彼女等は、最初から少しだけ他の人より頭が良かったです。
でも他の人よりかなり記憶力が悪かった人もいました。
どちらの人も英語の記憶力が抜群になりました。
「高校への数学」という超難問集を自力で深く追求できるようになりました。
社会人の中には、頭の良さを、誰もが知っている人たちがいます。
碁や将棋のプロを目指している人達です。
あの複雑な対局を何の苦もなくスラスラと再生します。それだけではありません。過去の対局まで完全に頭に入っています。
世の中にはその程度やる人は、ごまんといます。
その人たちすべてが「知能指数が150」ほどに高いわけではありません。
間違いなく言えるのは、「少なくとも10代の時から猛烈にその道の勉強をしてきた」ということです。
中学の学習内容なんて、たかが知れています。
大学入試を受けた人に聞いてみればすぐわかります。
少しだけ「地頭」を良くしただけで、周りの人が驚くほどの成績になります。誰でもそうなります。
(3)ではどうすれば良いのでしょうか
1、「簡単です」と言いたいのですが、実はそれほど簡単ではありません。
先に結論を言います。
自分で「そうせざるを得ないところ」に飛び込むこと。
これがベストです。
自分の行動を、自分で制御するのは非常に難しいのです。
スマホゲーム片手に勉強するような「生ぬるい勉強」をしていても、決して頭は良くなりません。
塾の宿題があると、「塾に行く1時間前に、ちょっとだけ解いておこう」とするのも、勉強に対する気持ちが緩んでいるからです。
こういう「ゆるみ」が生活の中のいたるところに見られるはずです。緊張感がないのです。気持ちが変わらないと生活は変わりません。
提出までに4日あるとすれば、2日目には仕上げておくべきなのです。
3日目、4日目に突然のトラブルがあっても、きちんと提出できるようにしなければなりません。
2,心を引き締めさせる。これは、塾の役割。
本来なら、自ら、心を引き締めるようにするべきなのです。
しかし、実際にはかなり難しい。
それなら、塾にいって、塾の助けを受けながら心の引き締めをはかるといい。
塾としては、緩みきったフニャフニャの考え方を引き締めなければなりません。ぬるま湯から引きずり出さればなりません。
第三者としての塾が、その「厳しい指導をする」という役割を受け持つことになります。
3、ここで言う「厳しい」とは、怒りまくることではありません。また、スパルタ教育でもありません。
日常生活において常識的なことをキチンと実行させることです。
「宿題はきちんとやらせる」
「自分だけ逃げ得しようというのは、ゆるさない」
「わからなくなったからすぐに諦めるのは認めない。どこまでも質問攻めにする」
もちろん少しずつヒントを与え、一緒に考えながら解いてしまうのです。
その過程で涙を流そうが、反抗しようが、関係なく実行します。そういう意味の「厳しさ」です。
この厳しさに向かっていってこそ、「目標達成に対する執念と忍耐力が養われる」からです。
(4)この厳しさは、大阪進学塾ができた時からの基本指導方針でした。
ここからは、少し大阪進学塾の場合について書きます。
大阪進学塾も、長年のうちに少しずつ緩みが出てきたようです。
ここで今もう一度初心に戻って、「引き締まった厳しい指導」をおこなっているところです。
これをやれば成績は短期で上がります。
やり続ければ、さらに着実に上がっていきます。
一時的に成績が上がって、喜んで有頂天になってしまったら、また「ぬるま湯」に逆戻りです。首までどっぷり浸かって、あっという間に元の木阿弥になります。
塾では、「分かりやすい」説明をしています。
「質問受付」をしています。
ほんの少しでもやる気がある人なら、抜群に学習しやすいと思います。
(5)長年授業をしてきました。中には変な生徒もいました。
「授業中におしゃべりができない」
「俺には宿題が多すぎる。だから俺の宿題を減らして欲しい」という人もいました。
それはできないというと、辞めてしまった人も少数ですがいました。私の指導力のなさを残念に思いました。
しかし、そういう人が、全力で考えている他の塾生に大きな声で話しかけたら、私は教室から外に追い出します。
自宅に帰らせます。
授業中、大声で ギャグを飛ばしたりして他の塾生の集中を妨げたりすれば、有無を言わさず帰らせます。
そして保護者の方と十分に話し合いをして、塾をやめて頂いています。
また「授業中に自由にお喋りできない大阪進学塾は面白くない」と言って自ら辞めた人もいます。
大阪進学塾に吉本新喜劇を期待されても困ります。
塾は多いです。大声で自由におしゃべりできる塾もあるでしょう。
授業中ギャグを飛ばして、頑張る人の思考リズムを乱しても許してくれる塾も、あるかもしれません。
自分に相性のいい塾が一番いいのです。そこに行けば良いではありませんか。
いずれにせよ、大阪進学塾は「頭脳開発を目指した勉強」を強力に行っています。
やったらやっただけの成果は必ず出してきました。
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