ヤル気のある自分に変身・・・高校受験生

ヤル気のある自分に変える簡単な方法

みんながする「あなたに対する評価」を変えよう。

外見が中身を変える

人は誰でも、他人から評価されます。

そして 評価されたような人間に変わっていきます。

この点はどの世界でも同じです。

例えば

武道の世界では「 段 」という制度があります。
「初段としての実力があるけれども2段には達していない」という人がいるとしましょう。

その人が2段をもらえば、わずかの期間で、そして本人が気がつかないうちに、2段の実力が備わってきます。

これは、公式に2段として認められ、周囲も2段として評価したからです。そして自分自身も知らないうちに2段として振舞い始めたためです。

このように

「中身は、服に合うように成長する」

のです。

会社でも同じです。
平社員が係長になったら3ヵ月もしないうちに、同期の平社員より仕事力がついてきます。
係長らしい雰囲気を漂わせ始めます。

勉強も全く同じです。
友達や先生が「 あいつ、頭いいワ!」と評価すれば、あなたは、ますます成績が上がっていきます。その評価に合わせるように無意識のうちに振る舞い始めます。

「やる気が出てきたぞ」なんて自分では感じません。だけども、周りの人からは、「随分と活き活き活動してるね」と思われています。
本当にやる気を持って動いているときは、「やる気がどうのこうに」なんて思わないですよ。

動けば動くほど、みんなからの評価が高まりますからね。そりゃ、楽しいですよ。

でも、どうやって最初に評価を得るか。

「 それが 難しい! 」と、思うかも知れません。
いや、実は、それ程難しくはありません。

次のことを、少し実行すればいいのです。

まず、第一に「 1科目だけ抜群に実力をつけてみましょう 」

数学か英語がいいでしょう。
社会とか理科では周りに対するインパクトが小さいです。そのため周りは評価を変えません。

英語の場合なら、こうです。
(1)単語を 2,000語暗記する。
これだけで十分にインパクトがあります。
3年生でも2000語暗記している人は多くありません。
2年の初めの段階で友人が2000単語覚えていたら、あなたはその友達をどう思うでしょうか。

2000単語覚えていれば、入試長文問題は非常に楽に読み取れますからね。

「 2,000語も暗記できない 」と思うかも知れません。でも、やってみれば思ったより簡単に暗記できるのですよ。
「英→日」だけで十分です。詳しい方法は、こちらに書いています。参考にして下さい。

何度も言いますが、中学生で 2,000単語暗記している人は、そう多くはいません。だから、かなり目立ちます。
「あいつは、すごく単語を覚えてる」というだけで、評価はグンと上がります。

私が主宰している塾でも、単語を1300語くらい覚えた人は みんなから「あいつ、単語すごいからなぁ」なんて思われています。

1年生の終わり頃に入塾して「とりあえず単語を覚えよう」とした塾生は、短期間で定期テストが50点台から90点台にアップしました。
やる気が出てきて自分でどんどん英語の勉強をし始めました。私のところにいつも質問に来ていました。
本人は別段「やる気を出した。頑張った」とは思っていなかったようですが。

(2)それに加えて、2年から、3年内容の文法まで勉強して下さい。
難しくはありません。
単語・熟語を覚えていれば、文法の参考書はすぐに読めます。3年生なら、高校1年のことまで練習してみましょう。

このくらいやっておけば、英検にチャレンジしたくなります。

このあたりになると、「あいつは、英語力、すごいぞ!」となっています。
誰でも、自分が知らないことを相手が知っていると「わぁ~、すごいなぁ」と思います。

あなたに対する評価を高めるには、ほんの少しの努力でいいのです。ほんの少し先のことを勉強するだけでいいのです。

第2に、通常の授業の時に積極的に質問をしよう。

知っていることでも質問しましょう。大きな声ではっきりと質問しましょう。
これで頭の良さがアピールできます。
単語暗記と積極的質問をするだけで、間違いなく、友達も先生も、あなたのことを「頭のいい奴!」と評価します。そして「頭のいい奴」として接してきます。

さらに、本当に「頭のいい奴」が近寄ってきます。「類は友を呼ぶ」ですね。あなたは、その状況に乗ればいいのです。

あなたの行動パターンは大きく変わります。
行動が変われば、それに見合った成果が出てきます。
ヤル気も涌いてきます。
ちょっと頑張れば、3ヵ月で成果が見えます。

最後に1つだけ重要な注意があります。

「 私は 頭が良い 」なんて、言葉で言ってはいけません。

あくまでも、黙って「 行動 」で示して下さい。

大阪進学塾の詳細はこちらをご覧下さい。