
【 勉強を楽しくする工夫 3年生 数学 】
3年になると、入試が現実のものになってきます。どうしても追い立てられる気持になります。
ストレスが溜まります。「 楽しく勉強する 」なんてできないと思ってしまいがちです。
工夫次第でいくらでも楽しく勉強できます。
工夫の1つ・・・「 予習中心の勉強 」にする。
大きな効果があります。
「 予習 」と言っても、「明日の授業」の予習ではありません。数ヶ月先の事柄を予習するのです。
「 明日の授業の予習を毎日する 」なんて、勉強に追われる日々になってしまいます。
この「 追われる感 」が一番精神的に良くないのです。
この記事を書いてる今は、4月4日です。
現時点で考えられる予習例をあげてみます。
1つのサンプルです。
「 そんな感じかぁ‥‥」という風に受け取って下さい。そして、自分に合った計画を組んで下さい。
具体的に書いてみましょう。
展開・因数分解に手をつけましょう。
展開練習で公式に慣れたら、サッサと因数分解に入って下さい。難しいものは必要ありません。
基本的なものを熟練すれば十分です。
いつもなら因数分解は、中間試験の範囲になります。
今年は、コロナ休校になっているので、試験範囲がどうなるか見当もつきません。
おそらく学校の方でも予定が立てられないのではないでしょうか。
いずれにしても、今、因数分解に着手すると、余裕ができることは間違いありません。数学の勉強がグンと楽になります。
中学の因数分解は、「 2次方程式を解くための道具 」ぐらいに考えておきましょう。
高校の場合とは、かなり色合いが異なっています。
ですから、今やろうとしている因数分解なら、3時間もあればマスターできます。
う~~ん、少し言い直します。
指導者がいれば、「 3時間 」で十分です。
独力でやるなら「 2日間 」は、必要かもしれません。
ふつうなら、次に「 平方根 」に進むのですが、今は、「 入試目的 」という点から考えてみましょう。
そうすると、「 相似 」に入った方が合理的です。
相似は、小学校の時に「 拡大・縮小 」という項目で学んでいます。
中学入試を受けた人なら、ほぼ完璧にマスターしているはずです。高校入試も常に登場します。
今のうちに慣れて置いた方がいいです。学校では、10月頃にやります。
相似まで着手すると、入試が随分と楽になります。受験勉強が楽になります。考える時間が増えます。その文成績も上がりやすくなります。
余裕を持つことは非常に大切です。
楽しい勉強にしたかったら、
予習中心の勉強をオススメします。
数人の仲間で、定期試験や実力試験をゲームにして楽しもう。